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引用(15)

いちばん大きな問題は、日本の歴史のうえで、闘いが中途はんぱで敗れた場合には、そのあとはじつにひどいことになるということだね。たとえば、明治維新の原動力の百姓一揆をふくんでいた奇兵隊などが弾圧されて、解散させられたり、殺されたりする。そのあと、明治維新というのは、ずっと反動的になって、その結果、秩父農民が、野戦のように殺される。それから日清戦争、日露戦争で、青年が殺される。紡績工場では、女工が数限りなく殺される。維新が不徹底に終わったために、どんなにひどいことになったか。戦後の民主革命にしても、不徹底で終わっちゃったために、いまその犠牲をみんながしょって息もできないのだ。


ぼくは、現在の学生闘争というものは、絶対に不徹底に終わってはだめだと思う。不徹底に終わると、Wけんじではないけれども、「惜しかった」というような程度の問題じゃない。それだったらやらないほうがよかったといわれてもしかたがない。



1968年、羽仁五郎と秋田明大の対談における羽仁の発言より


※『人間復権の論理』収録、改行は一行アケに直した



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