引用(23)

三十歳代は革命を捨てた。もしかすると四十歳代が、それをまた拾い上げるのだろうか。しかし感情で始める知識人は、二日酔いで終る。じっさい、幻滅なんかするやつは、銃殺されていい。この種の革命家のマルクス主義は、グラックス兄弟の域を現実に超えていなかったのだ。これからは長い待機の時期が来るだろう。多少とも真剣な仕事のためには、いまほど良い時機はない。きみはこの冬、時間をあけておかなければいけないぜ。


ブレヒトからエルヴィン・ピスカートアへの手紙、1928年9-10月ごろ
(野村修訳)


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